
五日市に実家がある私。最近の街の変化には目を見張るものがあります。特にJR五日市北口のあたりは昔に比べるとおしゃれなショップがずい分と増えましたね。友達に評判の「創作家庭料理 もりした」もそのひとつです。
以前は居酒屋というと会社帰りの男性でいっぱいで、女性はなかなか入りにくいようなお店ばかりでした。お昼のランチもそう。ここのいいところは女性が気楽に入れること。こんなお店を待っていたんですよね。場所は北口からもみじ銀行と福屋の間を左に折れて一つ目の角を右に折れて約20mほど。イタリアをイメージしたという概観が見えてきます。 |
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| 「前菜」「地鶏の炭焼き」「お吸い物」 |
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「お造り」「鮎のソテーの和風ソース」 「餃子」 |
「柳川風」「コーヒー」 |
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「いらっしゃいませ」と出迎えてくださったご亭主。とても爽やかな方で、もうそれだけでお店の雰囲気が伝わってくるようです。「今日は夜のコースを用意しました」とまず出していただいたのが「前菜」。サザエ、ホッキ貝のサラダ、たこ・大根・にんじんの酢の物にほうれん草・にんじん・ホタテのおひたし、トマトの白ワイン煮が見た目にもあざやかに、美しく盛り付けられています。一つひとつの味を楽しみながらいただいていると、「地鶏の炭焼き」と「鮎のソテーの和風ソース」の焼き物が運ばれてきました(通常は一皿ずつ出てきます)。バターとしょう油の絶妙なコンビが旬の鮎の味を引き立て、鮎もこういう食べ方があるのだと感心していると、「にんにくや生姜を入れて焼くと、また違った味が楽しめますよ」とご亭主からアドバイスをいただきました。「調理法など、何でも気軽に聞いてくださいね(ご亭主)」。なかなか作り方まではお聞きしにくいのですが、そんな気安さも人気のひとつなのでしょう。
さて、お料理の方はたこ・かんぱち・サーモンの「お造り」に、にんじん・ごぼう・三つ葉・うなぎを玉子でとじた「柳川風」へと続きます。「今日は台風の影響でうなぎにしましたが、サザエだったり魚だったり、中味はその日の素材しだいなんですよ(ご亭主)」。柳川風に限らず、メニューはすべて、その日の素材によって変わるとか。旬の素材をご主人がどのように料理しているのか、それもまた楽しみですよね。
お料理は「餃子」「お吸い物」へと進みます。「今日の餃子は秋刀魚の身で作っています」とご亭主。確かに…!口の中に秋刀魚の旨みが徐々に広がってきます。それにしても秋刀魚の餃子とは初耳です。「秋刀魚の脂が餃子の生地の中で野菜のうまみと絡み合うんですよ。」家庭でもできるからやって御覧なさいと言われ、ついメモを取る手にも力が…(笑)。最後の締めくくりはコーヒーだったり、麺類だったり、ご飯だったり…。こちらのおなか具合にあわせてくれるなんて嬉しい限りです!
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メニューボードにはお昼のメニューも夜のメニューもコース料理しかありません。その理由を伺うと「お料理からお料理まで、5分以上お待たせしないため」だそうです。ですから、料理を出す順番も、前菜からあとは特に順番は決めていないとか。それだと、お客さまのお食事の進み具合を見ながら、料理を素早く出すことができますよね。もう一つのご亭主のこだわりは「揚げ物、天ぷら、フライなどのメニューは入れない」こと。揚げ物はお腹が太るので8皿もの料理が食べきれなくなってしまう…ということもありますが、一番の理由は油のとりすぎは健康によくないことです。実はご亭主は高校時代、甲子園を経験したことがあり、ダイビングやトライアスロンがご趣味のスポーツマン。ですから昔から健康には人一倍気を配っていらっしゃいました。毎日食べても健康を維持できる食事を…というところから、野菜と魚を中心としたメニューに行き着いたわけです。 「和食なんですが、この絵を飾りたくて室内は洋風っぽく白壁にしました」とおっしゃるその先には美しい海の絵が…。「地中海に潜るのが夢なんです」と笑うご亭主のお人柄そのままの、あたたかいお料理に心が和むのでした。
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