
銀山町の電停から徒歩10分。広島銀行銀山支店の角を南に下ってしばらく歩いていくと右手にあります。名前は良く聞くお店なのですが、食事をするのは初めて。ちょっとドキドキしながら暖簾をくぐりました。 「いらっしゃいませ」と出てきてくださったのは、とっても笑顔の素敵な女将さん。「お忙しいところすみません…」。実はお伺いしたのはお昼の時間帯。通常取材は閑散時におじゃますることが多いのですが、「温かいものを温かいまま召し上がって欲しいので…」という女将さんのお心遣いでこの時間帯になりました。通していただいたのは5階の和室の個室。落ち着ける空間にホッとしてテーブルに目をやると、なんと掘りごたつ風テーブルではありませんか。畳だと足が痛くなりがちですが、これだと何時間でもゆっくりできそう。うれしくなってしまいました。 |
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| (左から)「お造り」「前菜」「先附」 |
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| (左から)「揚げ物」「煮物」 |
(左から)「汁物」「飯物」「デザート」 |
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今回出していただいたのは、お昼のメニューでも一番人気の高い「雅御膳」です。春を感じさせる山菜の煮びたしの「先付」に、たけのこの土佐煮とほうれん草としらすの和え物の「前菜」、採れたての活きの良さが伝わってくる鯛とかんぱちの「お造り」にまずは舌鼓。薄味なのでどれも素材そのものの味が引き立っています。「揚げ物」へと続き、「煮物」は鯛の粗煮。「利尻昆布やかつおでしっかりだしをとっている」ので、もちろん無添加。それに豆腐やごぼう、絹さや、しいたけも盛り付けてあって、とてもヘルシーです。「飯物」の穴子の棒ずしに「汁物」、「デザート」と続き、お腹もハートもとっても満足。締めくくりは奥出雲までわざわざ汲みに行くというお水で沸かしたコーヒー。いつものコーヒーとは、ひと味もふた味も違うおいしさに、幸せを感じるのでした。
和食のすばらしさは、目で楽しんで、舌で味わって、海の幸、山の幸がふんだんに使ってあるので体にも優しいところ。いろいろな種類のお料理を楽しめるし、思った以上に量もあるんですよ。そして器やお料理の内容にも季節感があって、ほんとに楽しくいただけました。
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夜は接待や商談の場となる梅もとさんも、お昼時にはやはり女性のお客様が多いとか。
「個室料って特にいただいてませんので、お友達同士でごゆっくりお食事とおしゃべりを楽しんでいただけます」と女将さん。個室を希望されるときにはぜひ予約を…とおっしゃっていました。最近では結納や法事に使う方も多いそうです。
「予約をいただいたときには、いらっしゃる方の年齢とか出身地などもお聞きする」そうで、お客様に合わせてお出しする料理の味付けを微妙に変えたり、ときにはメニュー自体を変えてしまうこともあるとか。今日の料理も私をご覧になって、微妙に味付けを変えていただいたそうです。「料理とおもてなしの心は、日本料理の和の心」とおっしゃる女将さん。「接待でどんな方をお連れいただいても失礼のないよう」常に心を配っていらっしゃるそうです。今日は和食だけでなく、日本人が持つ和の心も十分に堪能させていただきました。
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