
大学時代、ゼミの先生に連れてきてもらった、山の中のフランス料理店。大きな花瓶にはカサブランカの花が飾られ、とても優雅な雰囲気でした。その日は6人ともランチコースを注文。出てくる料理はどれも繊細で美しく、味も素晴らしいものでした。今日は再び来店できて、とても嬉しいです。 |
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地鶏のロースト ブッシュバジル添え ランプ牛のシチュー |
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舌平目の香草パン粉 貝柱のソテー赤ワインソース 手前は沖縄産"海ぶどう" |
スナック豆をベースにした ポタージュのスープ |
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料理長の石藤さんは広島ホームテレビのレギュラーを2年間務め、テレビや雑誌でも度々取り上げられた有名な料理人です。グランドホテルに10年間勤務。退職後、全日本コック協会から就労ビザの発行を受け、スイスで料理の手伝いをしながら修業をしたそうです。その後フランスに渡り、2年半の間本場のフランス料理を学びました。帰国後、オーナーの蔵田さんとの運命的な出会いをきっかけに、ウッドハウスの料理長に就任。オープンから28年間、ずっと厨房を取り仕切っています。
ここ、ウッドハウスは1000坪の広大な敷地に、重厚な佇まい。メニューも看板もない、いわゆる通なお店です。フランスの片田舎を思わせる庭には、約30坪の畑も。今まで実に110種類ものハーブや野菜を栽培してきたそうです。今の季節は数種のハーブと、白茄子、きゅうり、瓜、にが瓜、海老芋、トマト、パプリカ、ビーツなどを栽培。実際に料理にも使用しているそうです。
オードブルの次は、スープ(写真右)。スナック豆の素材感たっぷりのポタージュです。びっくりするような色ですが、クセはまったくなく、とてもクリーミー。まろやかさに深みが加わり、上品なコクと風味を醸し出しています。具がないのに、飲むというよりは"食べるスープ"です。
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魚料理(写真左・下)は、見た目にも鮮やか。初めて目にする「海ぶどう」がとてもきれいです。ナイフでサクッと切れる舌平目は、中がすぐに崩れてしまうほど柔らかい。新鮮なホタテは、その身はもちろん、ソースだけでもおかわりできるくらいおいしい。何より、温かいものを温かい状態で出してくれる心遣いが嬉しいです。
肉料理(写真左・上)のバターライスは、蔵田オーナーいわく「28年間変わらない味。でも、1度も飽きたことがない。」という、どこか懐かしい味わいです。メインのシチューは、24時間野菜とともにじっくりと漬け込んだ上質の牛ランプ肉を2時間煮込んだ、とろけるような食感の逸品です。地鶏のローストは、肉厚で歯ごたえも抜群。具がたっぷりのトマトソースとのハーモニーがたまらない!
食後、蔵田オーナーと石藤料理長と、しばしのティータイム。お二人とも温厚で、とても楽しいお人柄。決して嫌味のない誇りと気品も感じられます。28年間の年月を、二人三脚で歩んできたお二人。「美味求心を一期一会に託している。」との言葉通り、ここには、客を心から大切にもてなしてくれる温かさがあります。かの元巨人軍・松井選手をはじめ著名な人々も訪れるとか…。 まさに癒しの隠れ家!
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