
4年半の海外修行を経て、ここ広島で本場フランスの味を提供するオーナーシェフ・勇崎元浩氏。彼の師匠であり、店の名付け親でもあるPatrick Jeffroy氏のレストラン「L'Hotel de Carantec」は、なんとミシュラン・レッド・ガイドで2つ星評価ですって!
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日本で食べられる店はたった 2軒だけという、貴重なルセット
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日本では卵だが、フランス では肉が人気の "うずら" |
中から6種のフルーツと ゴマのババロアが出てくる |
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オフィス街の一角にあるフランス料理店、ル・トリスケル。ちょっと難しいこの店名は、ラテン語で「水と太陽と大地」という意味で"三位一体"を表すそうです。こんな壮大なネーミングに反して、店内はこぢんまりとした印象。でも、どことなくあったかい雰囲気でホッとしちゃう。フランス料理だからといって肩肘張らなくてもいいよ、って感じかな。音楽の代わりに流れているのはフランスのラジオ放送。現地のムードが出ています。(夜はムーディーなシャンソンが流れるそうですよ。)
「フォアグラボール カラメリゼ・ポルト・オレンジ風味」(写真左・上) 確かな技術と手間や時間が必要とされる、難易度の高いルセット。シェフが昔フランスにいた頃現地のレストランで作っていたそうですが、西日本で味わうことができるのは唯一この店だけですって!全国的に見ても、他には東京のお店1軒だけ。まさに逸品でしょ? 外側の生地にナイフを通すと…あ、思ったよりサクサクしている感じです。中からクリーム状のフォアグラが出てきました。おいしそう!(パクッ)うーん、たまらない!フランス産のフォアグラ、しかもフレッシュなものをまともに食べたのは初めて。まるでアツアツのドーナツの中にトロトロのクリームが閉じ込められているようです。2つの食感を楽しめるのがこの料理の醍醐味かしら。濃厚なソースはほのかに甘みがあって、オレンジの風味が口の中いっぱいに広がり・・・あー、幸せ。
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「仏産うずらローストとホワイトアスパラガスの美食サラダ仕立て」(写真左・下) 肉類は、フランスから空輸。日本では馴染みの薄い鳩や鹿、蛙などを絶妙なルセットに仕上げてくれます。今日のメインディッシュも然り。日本では卵が人気のうずらですが、フランスではお肉としてポピュラーな存在なのですって。初めて食べたうずらの肉は、ジューシーでとても柔らか!こんなにおいしいなんて…新発見です。
「フルーツのミストラル」(写真右) ココナッツミルクのスープの中に6種のフレッシュフルーツとゴマのババロアを入れ、上からアイスとサバイヨンソースをかけたデザートです。バーナーでつけた焼き色が、キャー、いかにもおいしそう!スプーンで中をほじくると、出てくる出てくる…フランボワーズ、ブルーベリー、苺などフルーツがたっぷり。甘さと酸味がドッキングした、しつこくない大人系デザートかな。
今日食べた料理はどれもこれも手間がかかっていて、妥協が全くありませんでした。一つ一つが真剣勝負なのでしょう。フランス料理は複合の美。豊富な食材やワイン、味や香り、ソースなどでゆっくり時間をかけて楽しむものだ、と教えていただきました。小さな喜びと、ワクワクするような楽しみをもって再び訪れたいレストランです。
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