
火を吹く辛さ。これが私のイメージするインドネシア料理。確かにアジア諸国の料理は唐辛子系スパイスを使用するものが多く、その辛さを看板にする店もしばしば。例に漏れず今回も…と思いきや、予想を覆す結果に!これって和食?イタリアン?いいえ、新・インドネシア料理です。
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生バジルの寿命は1日 特製ソースは毎日手作り
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アツアツの揚げバナナ アイスの溶け感が決めて |
手間暇かけて作るスープ 誰にも真似のできない味 |
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ここ、ワルンマタハリを選んだのは、友人のお墨付きがあったから。場所はタカノ橋商店街の入口から一つ目の筋を南へ200mくらいかな?初めての人は車より徒歩の方が探しやすいかも知れません。店長&シェフのラスナさんはバリ島の出身。正真正銘のインドネシア人です。日本語は流暢で会話も楽しく、しかも男前!客の9割が女性なのは、"ラスナ人気"のなせる業かも知れませんね。残念ながら既婚。(ちなみに奥様は広島人)「毎晩、夜1時頃まで店にいます。寝るのはいつも3時くらい。朝6時には起きて、草津市場へ買い付けに出掛けます。」と、ラスナさん。なんと、睡眠時間はたったの3時間!超ハードスケジュールの理由は、買い付けから仕込み、調理まで全て一人でやっているから。さすがにホールは手が回らず、スタッフにお任せです。
「チーズとアボガドの冷菜」(写真左・上)は、実をくり抜いたアボガドの器にたっぷりの野菜が盛られた、華やかな料理です。赤・緑・黄のコントラストが美しく、見た目イタリアンという感じ。具はトマトとモッツァレラチーズ、そしてアボガド。ソースは生バジルとアンチョビ、バルメザンチーズを使い、毎日20分かけて作るそうです。実はラスナさん、4年前の開業に至るまで和食・イタリアン・アジア料理・焼肉…等ありとあらゆるジャンルを勉強したそうです。日本人の口に合うインドネシア料理を極める為に。感心でしょ?こうして、新しいインドネシア料理が誕生したのです。
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「バリ風肉だんごのスープ」(写真右)は、透明感あるスープの中に、野菜と肉団子(1個や2個どころじゃない!)がぎっしり。ヌードルがボリューム感を更にアップ。牛骨を2日間煮込んだダシに現地で調達したスパイスが溶け込み、そこに野菜の旨味がしみ込んで…。こんなおいしいスープに出会えて感激!パーフェクトです。また、風味豊かな肉団子の中心にはうずらの卵が。うーん、なんて芸が細かいのでしょう。
「バリ風焼き飯」(別名「ナシ・ゴレン」)は、焼き飯&マリネ状の野菜&目玉焼きを豪快に混ぜ合わせて食べます。インドネシアならどの家庭にもあるという「サンバル」(唐辛子、ニンニク、玉ねぎをすり潰して煮込んだ薬味)でお好みの辛さに。
最後はデザート「ピサンゴレンアイス」(写真左・下)。衣にココナッツを入れて揚げたアツアツのバナナに、バニラアイスをのせて。温度差のあるものが口の中で溶け合う感覚は、試す価値大ですよ。
インドネシアはイスラム教、キリスト教、ヒンズー教の3宗教が存在する国。約87%を占めるイスラム教は、豚を食することを禁じています。ラスナさん自身は豚肉OKですが、インドネシア人の客に配慮して豚肉は一切使用しないそうです。おいしいものを食べて、異国の文化に触れてみるのもいいかもね。
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