
廿日市から約40分。山道のトンネルを抜けると、風情ある建物が見えてきました。ここが、私の目的地。一見ただの古い民家ですが、よく見ると一つ一つに丁寧なこだわりが感じられます。日本庭園に佇む純和風家屋。春は桜、秋は紅葉がとても美しい場所だとか。あいにく今は冬。木々に積もる雪も、これまた情緒でしょうが、今日は雪景色を見ることはできませんでした。
お店に入ると、その外観に反したシックな雰囲気にドキッ。さながら、モダン和風といったところ。流れる音楽はボサノバ。天井が高く、築200年の歴史を感じさせます。さて、どんなお料理が出てくるのでしょうか。 |
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「美味しいトマトと無農薬ルッコラのサラダ」(写真)は、見たところ何の変哲もないトマトサラダ。これが食べるとフルーツみたいにおいしい!トマトそのものの味を引き立てるオリーブオイルと塩。これだけで、サラダがこんなにおいしくなるなんて…。そして、メインディッシュは「サーロインステーキ」(写真)。最高級といっても過言ではない、鹿児島産黒毛和牛。一口食べただけで、スーパーで売られているお肉との違い歴然です。お肉が口の中で溶ける不思議な感覚。まさに極上!また、高知県「はーとらいふ村の無農薬米」を自家精米し、地元の天然水に竹炭を入れて炊いたというお米が、お店の本物主義を象徴するかのように、ピカピカと輝いていました。デザートは、知る人ぞ知る「鎌倉山のチーズケーキ」。横浜からのお取り寄せ品です。
素材の良さに舌鼓を打ち、お腹も大満足したところで、店長からこんな一言が。「池のにじますを使った料理もお客様にたいへん好評です。良かったら召し上がりませんか?」
「にじますのカルパッチョ」(写真)がお目見え。本当は私、川魚独特の臭いが苦手。でも、食べてみると全く、全く臭いがしません!その上、コリコリ食感がたまらない。このメニューには、もれなくカラッと揚げた頭と骨がついてきます。おつまみにもピッタリ。すごくお得な、丸ごと一尾の美学! |
お店の雰囲気にも、お店の方の気遣いにも大変好感が持てました。何気なく置いてあるサイン帳をパラパラめくると、そこには、来られた方々の感謝や応援のメッセージがぎっしり。いいなー、この感じ。
私が今回のレポートで1番訴えたいのは、"本物"ということ。黒毛和牛や六白黒豚などの特選素材は全て、お肉の老舗・二葉屋の提供。また、活魚は地元・佐伯町万古渓のご当地にじます。さらに、米や野菜は無農薬。コーヒーだって、イタリアで圧倒的な支持を受けている「ラバッツァ」の豆を用いた、本格的なエスプレッソ。あれもこれも、全てが1級品。今まで私が食べていたのは、いったい何だったの?という悲しい真実を受け止めながら、また今夜もいつも通り夕食を作ります…。でも、これからは素材にちょっとこだわりたいな。 |
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