
今年の12月にオープンから丸5年を迎える、現代フランス料理のお店"Restaurant deux Raffine' (レストラン ドゥ ラフィネ)"は福山駅から東へ車で約15分。深津トンネルを通り抜け1kmくらい走ると通りの左手に啓文社が見えてきます。そこの交差点を左折してすぐ、静かな通りの一角にあります。店内には心地よいクラッシック音楽が流れ、足を踏み入れたとたん日常の小忙しさはすっかりどこかへ…。テーブルに置かれた深紅のバラが優雅な気分を盛り上げてくれるよう。
|
|
「秋茄子とキノコのムース、 エストラゴン風味、 トマトジャムのソース」 |
「神石産トマトのポタージュ」 |
|
 |
 |
 |
「太刀魚とジャガイモの タルト仕立て、野菜の ムース添え」 |
「乳飲み仔牛フィレ肉の ロースト,秋野菜と仔牛の ミンチのクロケット添え」 |
|
|
さて、本日お出し戴いたのはディナーメニューのフルコース。一品目のオードブルは「秋茄子とキノコのムース、エストラゴン風味、トマトジャムのソース」。お皿が運ばれて来た瞬間、思わず"キレイ!"と感嘆の声が…。崩してしまうのが勿体なくて、しばし絵画を鑑賞するかのようにその色彩を楽しみました。お味の方も野菜の旨味がしっかり、たっぷり堪能できました。
二品目はスープ。「神石産トマトのポタージュ」。トマトの旬が終わればこのメニューも終了となります。旬を大切にされているシェフのこだわりが感じられる逸品です。
三品目はお魚料理。「太刀魚とジャガイモのタルト仕立て、野菜のムース添え」。瀬戸内で一本釣りされた新鮮な太刀魚が使われています。添えられているニンジンのムースはバターを一切使わず素材とお水だけで作られていると知り、ホントにびっくり!!
四品目はお肉料理。「乳飲み仔牛フィレ肉のロースト,秋野菜と仔牛のミンチのクロケット添え」。クロケット=コロッケは家庭で作るものとは異なり、具はジャガイモ抜きのミンチと玉葱のみ。サクサクした衣はパン粉をミキサーで更に細かく砕いて、香ばしさをより一層引き立たせてあります。このひと手間が仕上がりに大きな"差"を生むのでしょうね。 |
そして、ラストはデザート。「アイスココアのムース仕立て、カカオの香り」&コーヒー。小さなワイングラスに白と黒のコントラストがお洒落。冷たいチョコレートケーキを戴いている感覚でした。
ところで、「店名のラフィネってどういう意味ですか?」とお尋ねしたら「繊細(仏語)です。」と山下シェフ。なるほど、その名の通り全てのお料理に、この"繊細"さが表われています。お話を伺いながら、シェフのフランス料理に対する思い入れの深さ、お客様に"最高の味"を"最高のタイミング"で提供したいという志の高さを痛感させられました。
|
|